5兆円を生み出すためにがんばっているが(501)
親の所得によって子どもの将来に大きな影響が出ているのが日本の現実である。ああだこうだ言ったとしてもいわゆる「学歴」が子どもの将来の仕事とりわけ就職に大きな意味をもっているのは事実である。まだまだ「学歴社会」なのである。まだまだというよりますますと言った方がいいかもしれない。
最近起きている凶悪事件といわれるものの背景にこの学歴社会からスポイルされ、挫折していった姿が見えることからもそのことは言える。
学歴の核となる著名大学に入学するために著名高校に進学することは重要な要件である。それはさらに中学、小学校、幼稚園に下がってくる。そこに膨大な教育費が関わってくる。さらにそれら幹となる体系以外に傍系をなす予備校、塾などが関わってくる。東京の区の中には公立学校に塾が直接入っている例もある。
これら傍系の教育機関は就職の際の履歴書には記載されない。だが直系の教育機関の履歴を支えているのが現実なのである。そして、家庭での教育費はこちら傍系の方がより多いのである。
日本の1世帯の平均収入は450万円だそうだ。子どもが一人が私立高校に通い、予備校にも通うとしたらおそらく100万を超し200万に近い資金が必要になるだろう。私立大学に通うともなればそれだけで200万弱だそうである。家庭での教育費の占める割合は200万~400万の収入の家庭では50%を超すそうである。
子どもの将来は親の収入によって決定されるのである。この子どもには何の責任もない差別を「子ども手当」という方法で解消、あるいは縮小しようとする政策は一定の評価に値すると言える。小泉政権以来拡大してきた格差をこういう形で是正しなければならないのは喫緊の課題である。ただ本質的解決とはとても言えないことも事実である。
ワーキングプアという言葉に象徴されるように、働いても働いても貧困から抜け出すことが出来ない社会構造を変えていかなければならない。そのためにどういう施策を考えているかを提示する必要がある。生活を安定させ不要な教育費を出費する必要がない教育行政の立て直しも重要である。教育のあらゆる場面に競争原理を持ち込んだ政策は失敗だった。一番被害を受けたのは国民そのものであった。
「子ども手当」の5兆円の財源を生み出すために奮闘しているが、そういう形でしか平等化出来ない仕組みそのものを改革する方向を示して欲しいものである。
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ジュビロ磐田のゴンが戦力外通告を受けたという。ジュビロといえばゴン、ゴンといえばジュビロだっただけに残念でならない。それにしても42歳で現役というのはすごいものだ。最後までジュビロの顔であって欲しかったが彼は現役であり続けたいと他チームに移る意思のようだ。それもいいだろう。それがJ2であろうとも輝きは失せない。
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先日、箱根の長安寺に行ってきた。五百羅漢は数々見たがここのものは実に個性的である。紅葉した木々の下に自由気ままという様子で置かれている。一体一体も全身で感情表現している。これなど全くのけぞっていた。



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