January 31, 2012

料金値上げ

 東京電力の幹部、たぶん社長だったと思う、が記者会見をして一般の家庭の電気料金を10パーセント値上げするという発表をしていた。事前にそのような情報があったのでその中身については別に驚かなかったが、その態度には仰天してしまった。

 今度の値上げの根本的な原因は、何度も指摘してきたように東京電力が原子力発電所の建設に当たってずさんな建て方をしてきたこと、アメリカや日本の原子力発電や地震に関わる人々の忠告を無視して発電所を運営してきたこと、事故の後の処理にあやまりがあったことなどにより、発電を火力に頼らざるを得なくなったことにある。

 ほかにも責任はあるということもあるが圧倒的な部分は東京電力にあることは間違いない。

 そういう中で値上げに踏み切る、あるいは逃げる、ということはある意味予想がついたことことであるが、その発表の仕方は何ともすごいものであった。まるで値上げが当然である、というシラッとしたものであった。こういう厚顔無恥な態度がよくとれるものであると感心すらしてしまいそうだ。

 この会見で私が想像したのはよく時代小説などで描かれる江戸時代の藩政である。藩運営が失敗したり、藩主の放蕩により藩財政が逼迫すると、年貢を上げて補填しようとするやり方である。この江戸時代のやり方が東京電力に色濃く受け継がれているのだなあと想像を巡らせてしまった。

 話は変わるようだが、実は私は「サムライ」というのが大嫌いである。それと対をなす「ナデシコ」というのも当然嫌いである。テレビでサッカー南ア大会だと思うが日本のイメージで「サムライ」が取り上げられていることにコメンテーターが異を唱えていたが、それを売り込んでいるのは日本自身である。

 大河ドラマ「平清盛」を観れば分かるように、サムライは庶民の味方でも何でもない。主人である権力者のそばに身を置き主人を命をかけて守ることで生計を立てていた人たちである。「死ぬことと見つけたり」の誰のためは「権力者」である藩主以外の誰でもない。

 これが70年前の「特攻隊」まで続くのである。私が言っていることはシステムとしてのことで個人の思惑は別であることはいうまでもない。

 武家政権は軍事政権に他ならない。軍事政権は武器を持っていて言論でなく武力で反対派を鎮圧することができるのでそれだけですでに民主主義と対極にある。

 東京電力が武家政権時代を彷彿とさせる経営をしていることが驚きなのである。「サムライ」を是とする思想が今の日本に蔓延っている、それが東京電力のような経営を生み出しているともいえる。 

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January 29, 2012

変な地震

 昨日結構大きな地震があった。震源は富士山の北東である。震源付近では5弱の揺れがあったという。5弱というのは揺れは大きいが被害はほとんどないぎりぎりの揺れの大きさだから今回も被害らしいものはなかったが、起こった場所が問題である。

 気象庁はこの地震は東京直下地震や東海地震、富士山噴火とは直接関係ないような言い方をしていたが、同じ地続きのできごとだから全く関係ないとは言い切れない。

 東京直下型のM7級の地震が発生する確率は4年以内に70パーセントと東大の先生たちが発表したばかりだ。3.11の影響らしい。4年以内の70パーセントとは起こらない確率は4年以内に30パーセントということだから起こると考えた方がいいのだろう。

 だから起こると考えてそれの備えるのが賢い生き方といえるだろう。そのことはまた別のところで触れたいと思うが、問題は昨日の地震である。

 このところ富士周辺でおかしな現象がいろいろ起きている。どうも富士山噴火を少しは考えた方がいいだろう。そして富士山噴火は東海地震、東南海地震、南海地震と関係があることはすでに実証されている。

 私はもう歳だから、自身の将来にあまり不安はないが、正直地震が来てもがんばろうという気持ちが湧いてこない。なんか逃げ惑う様子しか浮かんでこない。

 私や妻の縁者はほとんどこの3地震の震源域に住んでいる。東京が地震で壊滅状態になったらどうしよう、そんなことばかり考えて生活している。

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 実はこの記事は1000号目である。祝福しなければならない号が暗いものになってしまった。

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January 27, 2012

「そうですね」症候群

 最近気になり始めたことが一つある。「そうですね」という言葉である。どういうところで使われるかというと、ほとんどがインダビューのなかで、特にスポーツ選手に多い。

 大相撲で下位力士が上位力士に勝つとインタビュールームに導かれ、いくつかの質問をされる。その答えのはじめにほとんど「そうで寸ね」が枕詞のようにつけられる。

 これはもうほとんどの力士が意識しないで使っているようで、たまにつけない力士が現れたりすると「おおすごい」と感心してしまう。

 これは野球選手やサッカー選手にも見られる。高校野球の選手などにも見られた。

 あまりにも若い人がこれを言っていたので最初小生意気な感じもしたが、どうもそうではないらしい。わずかに間をとって、いかにも吟味して答えているように見せるにはちょうどいい言葉と誰かが始めたものが一般化したように思うのだ。

 だって、少し前まで「そうですね」はこんなに使われていなかった。異常に多すぎるのだ。そしてあまりに芸がなさ過ぎるように思えるのだ。、

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January 22, 2012

いよいよ本当か?

 私の愛機であるニコンD700を使用し始めてからほぼ3年半、数万枚撮影してきたが、いよいよ待ちに待ったD800が発売されるらしい。どうも2月7日あたりが発表らしい。

 1月6日には噂通りD4が発表されたから、D800もたぶん噂通りになるだろう。

 最初10月末、次に11月末、さらに1月と噂が立っては消えていった。でも、ネットで見る限り今度は本物らしい。

 デジタル一眼レフカメラはおそらくある程度到達すべき点まで達しているのであろう。D4にしたってD3Sとたいした違いはない。D3の時はその感度に驚かされたが、今回はそれほどでもない。画素数だって1200万が1600万に変わった程度だ。

 普通に報道カメラマンやスポーツカメラマン、結婚式場カメラマンが写真を撮るにはもう十分な域まで達しているのであろう。

 そんなわけでカメラが更新されていくサイクルはますます広がっていくように思える。それでも3年半は長すぎた。

 落としてもそうそう簡単に壊れないニコンのカメラやレンズの頑丈さはここ何年も使ってきて十分信頼している。コンクリートに叩きつけない限り壊れることはない位に頑丈である。土の上だったらまずは壊れない。

 でも風景を撮ることが中心の私には1200万画素と95パーセントの視野率はどうしても不満であった。D3Xはその点スペックは十分なのだが何とも価格がアマチュアの域を超えている。

 D800は私が買う最後のカメラになるだろう。本当に発表が楽しみである。

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January 21, 2012

『ジェノサイド』

 『ジェノサイド』高野和明著 角川書店

 本屋で平積みされていて以前から気になっていたのだが、ペラペラと捲ってみると登場人物名がどうも欧米人らしい雰囲気。作者は日本人なのに何で? とつい避けてきていた。

 何年か前まで、あるいは十何年か前まではそれほど抵抗はなくて、外国の翻訳推理小説なども盛んに読んでいたのだが、ここ数年、すんなり人名が頭に入ってこなくなった。いや入らないのでははなくとどまらなくなってしまった。この人誰だっけなあ、と健忘症に陥ってしまうのである。だから登場人物が欧米人だとつい避けるようになってしまった。

 そういうことでパスしていたのだがどうしても我慢できなくなって買ってしまった。腰巻きの惹句がそうさせたのだろう。

 活字の大きさはほどほどだがハードカバーで600ページ弱というのはさすがに読み応えがある。でも数日で読み終えてしまった。

 科学的な裏付けがしっかりしているということは私は判断できないが、そう納得して読んでいけるというの大事である。嘘は嘘でもいいが「あり得ない」というのは空想科学小説でも許されない。そういう意味でもこの小説は合格だと思うし、アメリカの政治の本質をしっかりつかんでいると思う。いわゆる政治学者も太鼓判を押すであろう。

 アメリカの小説家にはこういう壮大な世界を描くことができる人は数多くいるが、日本ではあまり見かけない。どうも日本人には無理なようであると思い込んでいた。日本人のばあい小説でも映画でも個人の心情に深入りし叙情的にしか描けなくなってしまうことが多い。

 こういう乾いた感じの叙述にはやはり感動してしまう。すばらしい小説だと思う。

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January 20, 2012

芥川賞

 文化・芸術というジャンルという類かもしれないが、今回の受賞者の田中慎弥という人が話題になっている。記者会見がおもしろい。

 同じ芥川賞を昔受賞した知事が偉そうなことを言っているが彼は受賞後文筆活動を続ける能力に限界を感じたのだろう政治活動に転身した。

 彼はその後自身のの弟を材料にしてベストセラーを出したが、弟が人気俳優でなかったら話題になることもなかったろう。ご老体がマスコミに登場してご託を述べている姿滑稽以上の何者でもない。

 それにしても田中という作家の生き方を見るとすごいなあと思う。39歳の今までひたすら小説を書き続けてきたわけだ。やはりこんな生き方をしなければ到達できない世界なんだろうと思う。

 私が直接知っているわけではないが、その奥さんが作家を目指して書き続けている夫を支えて働いている方を何人か存じ上げているが私のような平凡な生き方しかしてきていないものには想像もできない生活だと思う。

 どちらかというと「直木賞」の方に興味があるのだが今回は「共食い」(?)を読んでみよう。

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January 19, 2012

5兆円と55億円

 消費税で五兆円の歳入増を国民に求めるため55億円分の国会議員を減らすんだそうだ。これで身を削るんだそうだ。

 ふざけるんじゃない」!

 国会議員は野田首相の私物ではない。国民の使用人である。国民の使用人を使用人代表である首相が勝手に減らしていいわけがない。

 問題はそれが正当に遣われているかどうかである。

 八ッ場ダムはこれから一兆円は最低かかるらしい。最低というのは二兆円三兆円かかるかもしれないのである。今までダム工事で予算内で終わった試しはない。

 これで儲かるのはおそらく土木業者だろう。あのあたりは元首相の関係会社がひしめいているらしい。

 現在国会議員は官僚のいいなりらしい。これで議員が減ったらますます言いなりは進むだろう。そして言い訳として「人数が減って忙しいんだよ」ということになるのは明らかである。逆説的にいえばもっと歳費を増やし有能な頭脳を国会に集めた方がいいかもしれない。八ッ場ダムなどの無駄な工事を減らしたら予算の余裕はすぐ生まれる。

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January 18, 2012

やっと再開!

 長い休息でした。

 ちょっと地中海クルーズに行ってきたというわけではありません。船に乗って外洋に出ると船長というのは絶対的な権力を持つらしいです。警察権、裁判権、司祭などの役割も持つなんていうことも聞いたことがあります。本当かどうかはそういう場面に遭遇することはないですから分かりませんが。

 そういう意味では船長はそれだけで尊敬してしまいそうですけど、あの船長はひどいですね。正直あきれtwしまいます。健康上の問題がなければ日本の豪華客船「飛鳥2」に乗ってみたいと思っていましたが、これでやめることにしました。日本の船長だったら責任感が強いでしょうからあんなことはないでしょうが。

 馬鹿言ってますが実はあんな高額の料金は払うことはできません。それが理由です。

 これからが本題。

 日本丸には現在一億三千万人ほどの乗客が乗っています。もちろん船長は首相です。豪華クルーズ船からは危険だと思ったときには下船できますが。この船から下船するにはほかの船に乗り換えるか消滅するしか方法しかありません。船長の責任は大変なものです。

 二年半前従来のスタッフをこのままでは転覆沈没してしまうと総入れ替えをしました。ところが最初いいぞと思った新スタッフは見通しが持てない、仲が悪い、操船技術に欠けるなど巨船を運行する能力が全くありません。

 もし、スタッフの選出方法が比例代表制とか中選挙区制だったら新しい能力を持ったスタッフグループとかが出てくる可能性があるのですが、このままの小選挙区制だったら、二年半前に見限ったスタッフと能力のなさをさらけ出したスタッフからしか選ばれないのです。日本丸の何という悲劇。

 しかも現船長はその小選挙区制をいっそう進めようとしています。

 ただでさえ能力のないスタッフを減らしたらどうなるか目に見えています。これだけ減らしても55億円しか歳出を減らすことはできません。松坂やダルビッシュの移籍料はもっと多いんじゃないんですか。

 消費税が高いと言われる北欧の国々では不満は出てこないようです。それはそれが医療費や教育費に還元されているからです。ちゃんと還元されていることが分かれば誰も不満は言いません。でも日本の教育に遣われる予算は先進国で最低とも言える位置です。

 日本の破滅は近いなあ。

 

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December 25, 2011

いろいろありました(993)

 腰を痛めたことがまず第一の原因でパソコンに向かう気力すらなくなってしまった。腰痛はそんなにたいしたことではないのだが、あの地震と津波と原発事故で脱力状態になったこと、それが時にぶり返してきて、腰痛がとどめを刺したということである。

 さらに父が逝き、最低限なのだろうけど、親より先に逝かなくてよかったという、ずっと思い続けていた役目を果たし終えたこともある。

 退職したら好きに生きようと考えていたがその十分の一もそう生きていない。時間は十分にある。資金も何とかなるくらいはある。ないにはやっぱり健康である。

 まあ定年まではなんとか生きていようとずっと思い続けていたのだから、それを前提とすれば、十分すぎるのだが、そうなればそうなったで不満が出てきてしまうのは人間のサガである。

 それから、パソコンが狂ってしまったことも大きい。たいした写真ではないがもう数万枚写真が貯まっている。この先何年撮れるか分からないのだから心配する必要もないのだが、一応自ら足を運んで撮ってきたものだから、HDが壊れて消えてしまったというのではつまらない。

 そこで1Tの外付けHDのほかにさらに2TのHDを買ってきてつなごうとしたら、パソコンがおかしな動きを始めてしまった。丸一日奮闘して直そうとしたがだめであった。そこで一大決心をしてリカバリーをすることにした。幸いデータは1TのHDに保存してあったし、漏れていたものはセーフモードで起動させることで拾い上げることもできた。いくつかのさほど重要でないものは整理する意味も込めてあきらめることにした。

 リカバリーをしあちこちに散らばっているプログラムをインストールし直し、2台のHDにバックアップをとるのに結局2日間かかってしまった。なれている人だったら半日もあればできることだろうけど、ヘルプや取説を参照しながらだから時間がかかる。HDも安物だからコピーに時間がかかる。

 結局修復に3日間も要してしまった。

 私はNikonのカメラを使っているので現像・編集はCNX2というソフトで行っている。最近そのソフトがやっと64bitに対応した。そこで早速アップデートしてみた。

 このソフトは基本的にRAWのファイルを現像するものだが、Jpegもある程度の機能は編集できる。アップデートするまではビューアで開いてプログラムからクリックするだけでJpegのファイルも即座にCNX2で開くことができるように登録できたのだが、今回は登録できなくなってしまった。

 VAIOのノートパソコンではできるのだが、このデスクトップではできない。全く困っている。Jpegの写真をちょっと直したいときこれでは大変不便である。何とかしたいのだが解決の糸口すら見つけられないでいる。

 そんな日々を送っている。

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December 01, 2011

師走になってしまいました

 たいしたことは考えて生きているわけではありませんが、それすらも億劫になってしまって、ただテレビを観たり、近くに買い物に行ったり、植木鉢の位置を変えたり、インターネットを覗いたりの毎日でした。

 考えることを止めるということはすなわち死ですから、そういうことはないのですが、あまりにもいろんなことが多すぎて、しかも何の解決もされないままに忘れ去られていく、もっと言えば忘れさせられていくこの頃の日本です。

 この一ヶ月ほどのうちであったニュースの中で気になったことの一つがオウム事件の裁判が一通り終わったと言うことです。現在の日本の考え方では「死刑」になるのは成り行きかもしれませんが、やはり死刑は殺人です。何とも気になる話です。

 地下鉄サリン事件の発生を友人から聞いた時私は友人に「オウム?」と即座に質問したことを記憶しています。ほとんど情報がない市井の私でさえそう思ったのです。情報を余るほど持っている人たちはなぜこの事件を防げなかったのでしょう。未だ納得出来ないでいます。

 11月には年金が下げられるとか、消費税が上げられるとか、国民には先行き真っ暗になるようなニュースばかりでした。まだ働けるとか、働いているとかの人たちはそれでもいいのです。もう働けないと言うような人たち、高齢で仕事口がないとか病気で働けないというような人たちは絶望しかありません。

 というようなわけで、私自身、激しい動きが出来ず、寝たきりに近い毎日を過ごしてきましたが多少改善が見られますので「言いたい放題」のこのブログを今少し続けていきます。

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